ミニレッキスと過ごし始めて4年が経過しましたが、避けては通れなかった
うさぎを数時間車に乗せて移動をする。という状況。
1泊2日ほどのお留守番であれば、万全の準備でお家にいてもらってましたが
数日間家を空けなければいけない時や引っ越しの際には一緒におでかけ…。
おでかけというと聞こえはいいですが、
長時間の移動はうさぎにとっては多大なるストレスがかかります!
うさぎを連れて長時間移動させる状況を作ってしまったことは
完全に人間側のエゴだと思っているので、何回か移動した中で
どうしたら少しでもストレスを減らせるか、対策しました。
うさぎの車移動はストレスに要注意!
- 突然慣れている環境から離れる
- 騒音、揺れ、目まぐるしく変わる景色の不安
- それに伴って警戒し続ける数時間…
それでなくても繊細でストレスを感じやすいと言われているうさぎ。
こんな状態で何時間も車移動させるのはこちらが気が気ではなかったです。
私の場合は、今の夫と住むために車で5時間ほどの距離を往復していました。
数日間あれば実家に預けたり、友人に鍵を渡しお世話してもらったり…。
ですが、車移動と新しい家に少しでも慣れてもらうために
お盆などの長期期間では連れて行っていました。
5時間の車移動を数回繰り返し、やはり最後は最初よりリラックスした状態で移動することができたと思います。
車移動に慣れてくれると病院も行きやすいです。
その中で対策・挑戦してみたことをご紹介していきます。
引越しなどで長距離移動する際の対策5選!
今回は、私が飼っている当時3歳のミニレッキス、健康診断異常なしの状態で参考にしていただければ幸いです。
まず大前提に、うちのうさぎは多分、他の子よりいろいろ強いです。
初めての病院でも大暴れするタイプ
うさぎって環境変わるとおとなしくなるはずなのに…
いろいろ調べて実践した結果、
よかったこととうまくいかなかったことを紹介していきます。
いつも過ごしているケージのまま移動する
いつも住み慣れているケージごと車に乗せて移動する。
という記事が多かったので1回目はそうしてみましたが
これは私とうさぎにもあんまり良い結果になりませんでした。
- ケージがでかいので私の車では後部座席にしか乗せられなかった
- 様子が見えないのでわき見運転が増えがちになって危険
- ケージが広いので車の揺れなどで中のうさぎがバランス取れずに転がる
- 平行に置くために大きい毛布などが必要
- ケージの金属音が車の振動でずっとうるさい
- うさぎもずっと落ち着かない
いくらケージを固定するとしても、ケージ内のうさぎは自由な状態なので
揺れや坂道などでうさぎがバランスを取れない状態がとても長かったです。
なので座って休めない時間が長くなってしまって、反省。
いつも過ごしている空間で広い方がいいかとおもって大失敗。
案の定、目的地についてもしばらく絶食状態で心配するという結果に。
ケージごとにするメリットとしては…
私は軽自動車なので…
ペット用キャリーに入れて移動する
移動時、何に入れるか問題は私の場合ケージよりキャリーが良かったです。
- 小さいので助手席に置いてシートベルトなどで固定できる
- その下に小さい毛布などをひいて平行を保てる
- いつでも様子が見れる
- ある程度の狭さなのでうさぎがバランスとりやすく転がることもない
まずは一番、うさぎが転がったりバランスを崩してケガをするのが怖かったので
広くて慣れているケージより狭いけど安定感のあるキャリーにしました。
その結果、やはり転がらなくて済むので、座っている時間が増えました!!
すぐ間隣にいるので様子も見れるし、見れると思ったら案外私も気にならなくなります。
キャリーにするデメリットとしては…
そして、目的地に着いたらケージに戻しますが、しばらくはそっとしておきます。
うさぎ本人の気持ちが落ち着いたら水も飲むし牧草も食べ始めるので
あまり干渉しないようにしましょう。
心配だけどね…
あー。疲れた疲れた。
安全運転を徹底!休憩は取る?取らない?
急ブレーキ急発進を徹底的に減らし、
頻繁な休憩時間を取ることが重要です。
咄嗟の時以外の急ブレーキ急発進はうさぎのバランスも崩れるので危険です。
本当は普段から心がけたいこと
そして休憩時間については、1.2時間で30分ほどの休憩時間を取ることを推奨されていますが
私は5時間の移動のうち、本当に数分しかとっていませんでした。
その理由としては
- 停まったとてすぐなにかを食べたり飲んでくれるわけではない
- 落ち着いたころにまた移動し始めたらストレスの波はどうなるのかと思った
- それならこの移動時間自体を短くしてあげるのが最善だと思った
ので、本当に5分10分、私のトイレ休憩を含めた時間しか休みませんでした。
これはあくまで僕の場合ね
安全運転なのでいつも以上にかかる移動時間なのに休憩時間を長くとっていたら
結局、狭くて揺れる車内にいる時間が延びてしまっていると考えたのです。
少なからずストレスを抱えて警戒している状態では
最初のうちは飲み食いしてくれなかったので
少しでも早く現地について何かを口にしてほしかったのです。
結果、その方法を繰り返すうちに、キャリーの中で牧草を食べたり
好きなおやつなら食べてくれるということが増えました。
繊細なうさぎだからこそ、休憩時間を長くとってリフレッシュできる子なら良いのですが
私の場合はこの方法がで良かったなあと考えています。
毛布などの視界を遮るものを用意する
外の景色が目まぐるしく変わることも動物にとってはストレスに感じるとのことで
キャリーにかけられる大きさのブランケットで視界を遮りました。
ちなみに、夜の移動も光が刺激になるそうなので
あたりが暗いからといって大丈夫なわけではないので必須です!
たまにちらっと覗かれてた
ケージごと移動したときは、様子が見えないと困るのとそんな大きなアイテムが無かったので
結局ケージ移動の時はストレス対策に万全ではなかったように思います。
夏の暑い時期や、冬の寒い時期のエアコンの風も直接当たらないようにしたいので
季節に合った厚さの毛布やブランケットがあればよいです!
かなりの種類のおやつを用意する
うさぎは
- ストレスを感じると何も食べなくなる
- 絶食の時間が長ければ長いほど危険な状態になる
ので、なんでもいいから口にしてほしいという気持ちで
何種類もの大量のおかしを準備していってました。
長距離移動初めての日は、移動時間も到着してからも全然食べてくれず…。
日ごろから、
このおやつ(ごはん)ならどんな時も食いついてきてくれるな…
という食べ物を探しておくのも必要なことです。
移動に限らず、食欲がないときの救世主にもなります。
通院や、車移動を何回か繰り返しているうちに
車でキャリーの中に入っていてもすきなおやつは食べるようになりました。
それだけで飼い主はだいぶ安心。
そしてうちの子は、移動時間おやつはいいとして水を全く飲まなかったので
このような水分補給を兼ねたゼリーを食べさせていました。
ゼリー系が嫌いな子も多いので、普段から食べさせてみることをお勧めします♪
【まとめ】うさぎの車移動は最低限のストレスで抑える!
うちの子は、なにが得意でなにが平気なのかを普段から一緒にいるとある程度分かってきますよね。
今回の方法は比較的ハートが強く育ってきたうちのミニレッキスの場合は。となりますが
これから車で長距離走る予定がある…。車で移動するのは不安…。という方に
少しでも対策としてプラスになれば嬉しいです。
私も今後、車以外での移動があった際にまた不安になって調べ尽くすと思うので…。
みなさんのうさぎが健康で目的地にまでたどり着けますように。
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